地上波デジタル化

京名阪で始まった地上波デジタル化。
5.1ch化や高画質、双方向化が売りらしいが、それは本当にテレビに求められて居るのかが、一番疑問に思っている。テレビはテレビであって、それ以上の物を求めている人がどれくらい居るのかが不安。今自分は、テレビを「見て」いるわけではなく、ただ流しているだけ。このような使い方ならば、極論、テレビから流れてくるものは何でも良いし、実際、一度スカパーを入れてみたが、有料チャンネルはほとんど見ずに解約してしまった。この、自分のような用途には高画質も5.1ch化も双方向化も、全く不要。
あと、今売られているDVDレコーダーや、PCとの親和性がえらく悪いのと、あとかなり金がかかるのが不満。
果たして、本当に普及するのかな…
 
少なくとも今のテレビと同じ価格帯になるまで受像器とかの値段が下がらないと、対応テレビの購入は見送るつもり。よほど魅力的なコンテンツやサービスが始まるならともかく、現状のような同じ番組を流すだけなら、買い換える意味は無い。
 
下手するとテレビの斜陽化が始まるのかも。それはそれでどういう時代となるかは見てみたい。
 
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>本質的な部分での差別化や訴求価値の付与を考えた方がいいだろう。それは、多分に放送そのものではなく、ハードウェアやサービスの設計であり、放送局だけの問題では確実にないことは明らかだろう。
 
とあるが、その通りかと。現状のコンテンツ及び使い方のままなら、今のインフラでも十分。