ふらりとネイキッドロフトへ

昨日は、仕事終わった後でなんとなくネイキッドロフトへ。
行われてたイベントは『新宿憲法村 開村vol.10「憲法改正について考える」』
憲法改正なんて最近じわりと盛り上がってきた話題のひとつじゃあるけど、実際どうなんでしょうねぇ……自分は消極的護憲なんだけど。
遅れてた宮台真司が来てから、また平野悠がステージに出てきてからずいぶんと盛り上がる。流石に話が上手いわ。
で、トークの内容自体は憲法論とそれに絡む国家論的な話。最近改憲論を語り出した宮台とそれにツッコミ入れる面々、ってとこ。日本が新しく憲法を作れる意識はあるのか、また、その憲法を作り維持するだけの社会的土台そして民度の高さはあるのか、って事がメインの流れ。

今話題となってる東シナ海のガス田開発の話題が出てきた。これは日本側が妙に意固地になって共同開発という最良の選択肢を潰し、その態度が威勢が良いもんだから民衆受けが良く、政府に中国と交渉する余地を無くしてしまってマズいことになってきてる…との話に。良くある話だ、歴史上何度こういう事がでてきたのやら。流石は外交下手国家(w
現状の右傾化な流れについての言及も。バカ左翼からバカ右翼へ人が流れただけで、所詮は性根が腐ってる連中中心の動きだから、何をしようと元根は同じだとの言い方が。この状態な人間が憲法を変えようとしだしたら何をしようと同じ。結局は人が不幸になるだけだ。

あと、国家をどう捉えるか、との話も。国家を相対化し捉えるにはもっと強固なコミュニティを基盤としないと駄目だとの事。
自分自身も、国家など正直どうでも良く、たまたま自分が属するコミュニティが「日本」というものの上に存在し、それでわりかし利益が有るから日本に属すという感じか。そもそも私は、日本人という以前に肥後人、熊本人、またSSK高校OBですから(w
ま、このようなコミュニティが大事だ、との言い方にはイロイロと反論は有るのは知ってるけど…

で、しばらく会場で飲んでた後、終電に挑戦という時間で帰宅。正確には京急の終電には敗北(w

#そんなに安保運動とか大事な文脈だったのかなぁ…、このあたりの言論の流れ見てると、出てこないことが無いんだけど。実際にアレは体験してない事には。残滓ならいくらでも知ってるんだけど。