JASRAC煩さけりゃ法律変えりゃいい

1月23日付け日経新聞の内容より
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070123AT3S2201822012007.html
ちなみに本紙の方では内容が更に付け加えられてあり、
Googleの存在は日本において違法である」
(実際に著作権法を厳密に適用したら国内では違法となる為、誰も知らないふりw)
とか、
「日本でGoogleが出てこれなかったのはこの失策のせいだ」
とかそんな日経の意見が。

で、この、内閣の知的財産戦略本部の議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents/kikaku4/4gijiroku.html
と、議事資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents/kikaku4/4gijisidai.html
が先日ようやく公開。

ガチガチに法律運用してしまってる面やそんな業界慣習の影響が存在する現状で、世界的な広がりを持つようになったコンテンツ産業に日本が特攻していったら、あまりにも立ち後れてる事にようやく気付いて頭抱えてるって内容。他にも供託金制度による流通の簡略化や官による阻害要因の排除という視点での著作権制度と運用の見直し、また日本のコンテンツのさらなる外国への普及とかとか…。

実際問題としてCOOL JAPANとか何とか言いながらも、外ではあまり金になってないとか、国内のCD市場の壊滅っぷり
http://houkoku.oriori-no-uta.com/?eid=354383
とかで、かといって代わりに何か新しい物が出てきたかというとソニーはご存じな状態だし…。皆なんとかしなきゃとか思っては居るはずだけど革新的サービスはなかなか日本から生まれないという状況。

内容自体は評価出来るし、こういう提案が政府からも出てきたってことはよほど危機感を感じているって事かと。一旦火さえつけば変革早いという日本人の特性が生かされればって思う。しかし内閣総理大臣による顕彰とかコンテンツ海外流通マーク事業とかは、色々な意味で「いかにも」で少し笑った。


多分こういった議論の結果による法律改正や運用が行われる頃には、恐らく次の新しい技術なり何なりが出てまた法律だ何だ色々言いだす連中現れるでしょう。技術そのものについては心の底から楽しみですが、後の面倒な事言いだす連中の五月蠅さを考えると…
ガチガチに法律だ著作権だ言いだす酔狂は今即刻Google使うの止めろって所でw