表現が変わる、ねぇ

ふと夜中目覚めてしまったので、ちょっとした雑感いくつか。

竹熊健太郎氏( @kentaro666 )の語る、3.11以後のオタク的な表現
竹熊健太郎氏( @kentaro666 )の語る、3.11以後のオタク的な表現 - Togetter

震災が原因で、表現が変わるような意見、他にもちらほら。また逆に変わらないとの意見も沢山。ここ数日この事がアタマに引っかかってて、周囲に多少意見振ってみたりtwitterで書き散らしてみたり。以下あるとき自分のtwitterログ(原文ママ
>今回の地震が、創作物やオタクの心情にどう影響するかかぁ。同世代のオタとぼちぼち話してたけど、この世代、95年の阪神淡路・オウムが有りーの、近現代カタストロフィ物としてのエヴァが有りーの、そんな物がベースの一つだったっけ。
>で、「安寧でつまらない日常の上に面白い虚構を」の第一世代〜第二世代初期オタクとかと比べると、95年のアレに氷河期の就職に911に、「壊れつつある日常の上に、安定という夢やユートピアとしての虚構」を求めてるのがその後の世代なのかも。
(世紀を超える瞬間が影響したかもとの発言を受け)
>あの世紀を超える瞬間や、911リーマンショックを実感していない、今回の震災が大きなカタストロフィ初体験なオタクがどう思うか、そしてどういう創作物を求め作るのか、それはたしかに興味深いかも。
>第一世代や第二世代初期のオタクが冷静失ったかのような発言したり、その少し後の世代が何よりもまどかの放送延期で騒いだりするのは、ある意味当然な流れなのかも。

その後、障害報告@webly/ウェブリブログの、ここは酷い切腹ですね
ここは酷い切腹ですね 障害報告@webry/ウェブリブログ
の、下の方の文書から、気にかかった言葉二つ。
>てか職場で復旧にいそしんだり復興支援のために現地に入ってるかも知れない なので悩んでいるような暇はないはずなんだよあ
>兼業ヲタは全ての問題を現実に帰着させる

そーか、自分は自分の分の震災対応、即応的な部分が終わったから悩んじゃった訳かw いまのとこ一雇われ人、そして一オタクと、普通よりちょっと多めの引き出しで、各所組織が「らしくない」また逆に「らしい」震災対応をしてるのを見、納得する日々。視点がちょっと多めだから、4月アタマまで仕事に趣味にとホントに忙しかった。現状この二つがなまじっかクロスオーバーしちゃったからもう(嘆息

で、こんな状況、政府がアレだコレだ騒ぐのも気持ち判るし言いたいことも有るっちゃ有るけど、結局一番の復興支援は、仕事なり何なり、自分の手やアタマを最も効果的な方向に動かすことだし。twitterとかにたまに居るけど、ヲタならばソレらしい文句のつけ方、行動が他にあるんじゃないのかな…、とか。例えば、仮設住宅作るのが遅いとか文句言ってる人居ましたが、現状足りない部材や要素一体いくつあると思ってるんでしょ。ただ叩くだけじゃなくて、何かアイディア無いかなぁ、とか。google crime responseのよーな動きもある訳だし、いいアイディアあるならすぐにマッシュアップするのも不可能じゃない訳だし……
下手に一方の視点ばかり持って、社会がそんな特定の方向に一つになっちゃうと、逆に自分たちが排除させられかねない。とは言え、色々簡単にはいかないからこそ、ヒトって生き物が成り立ってるわけだけどねぇ。