AIJ投資顧問についてのふとした雑感

AIJの件も、過去設定した無理な金利や頭でっかちな構造を改善せずに目先の利率だけで対処しようとした、幾分リテラシーに低めな団体から、いつもの界隈が毎度のスキームで金引っ剥がし溶かしたって解釈で良さそうだね。

で、長野県建設業厚生年金基金
前もここの年金基金が使い込みで問題になり、今回のAIJでも名前が出たなーと思いちょっと数値並べてみる。

運用資産全体:190億円(日経本紙12/2/27)
AIJへの投資額:64億円(同)
前の事務長による横領:23.87億円(信濃毎日web12/2/3)
回収できた額:0.55億円(同)
現在の積立不足額:96億円

正しいかどうか知らないけど、ちょっと計算してみる。
横領により23.87億不足、AIJからがどれだけ帰ってくるか不明だけどゼロとするなら64億マイナス追加。現在の積立不足が96億円、これ多分積立不足に横領によるマイナスも入ってる。で、今後は96+64で160億円の積立不足、になるわけか。横領した事務長が、多分AIJに金突っ込んでた訳だから、実質、横領に妖しい投資にとで、前の事務長が溶かした額は23.87億+64億-0.55億で87.32億、かー……

色々詰んでるように見えるのは私だけ?