六日目前半 Port Ellen-Laphroaig

 この日はウイスキーの蒸留所巡る予定です。まずはLaphroaig

 この朝もスコティッシュブレックファストと紅茶。

うまうま

 お約束のようなセットです、ベーコンがだいぶ肉肉しい。

ウィスキージャム

 ウィスキージャム、どこで売ってあるのかなと調べましたがbridgendでbowmoreから5キロ、遠くは無いけど徒歩だし天気イマイチですしどうしよう。途中、生協にも立ち寄ってみましたが、この生協、土産物になりそうなのあまりありません。人口3000人程度の島にある商店としては大変優秀な品揃えですが、一般的な商品がメイン。近所に何件か土産物置いてそうなお店がありましたから、そっちを後で覗くことに。

ゲール語併記

 生協の前のバス停へ。この生協の看板はゲール語併記でした。近辺、看板類は英語ゲール後併記が基本で、ケルトの領域に入った感が実にします。

 間違ったバス停でバス待っていたら、にいちゃんそっちじゃないでと言われ移動、ちゃんとしたバス停でバスを捕まえる事ができました。

 451系統のバスでbowmoreを8:37発、Port Ellenに9:10着。

Port Ellen War Memorial

 このバスはポートエレン朝発のフェリーと連絡しています。バス降りるとフェリーターミナルへ歩く人もちらほら見かけます。まずPort ellen港近辺を散歩。港すぐにある、戦没者追悼碑を眺めました。WW1・2・北アイルランド紛争他での戦没者の碑。碑の後ろはヨットハーバー、時期になると船で埋まるのかしら。

Bruichladdich The Classic Laddie色

 ターミナルそば、Bruichladdichのトレーラーが止まっていましたが見事な Bruichladdich The Classic Laddie色。トラックまでこの色なのですね。

Three Distilleries Path

  このPort EllenからLaphroaig、Lagavulin、Ardbegへ向かう歩道はThree Distillies Pathとの名前がついています。この道をほてほてと東へ歩き始めました。

Portintruan蒸留所

 建築中の蒸留所もありました、後で調べてみるとElixir DistillersによるPortintruan蒸留所(ポーティントルーアン蒸留所?)らしいです。

歩く歩く

 小雨、良い景色のなかしばらく歩いていたら、通りかかった車に拾ってもらえました。関係者がLaphroaigの方らしく目的地も同じ、ありがたいことです。 田舎ではたまにあることです(最近は日本では少なくなりましたが…)

よく案内にある角度

 Laphroaig蒸留所着。今回も事前にお土産付き見学ツアーを申し込んでいました。しばらくショップやその隣の資料館を見ていたらツアー開始。2人の韓国人と一緒に工場内へ。

一面の大麦

  フロアモルティングしている場所を見学、場所ごとに水につけてからの日数が違い、麦芽の伸び方も少しずつ異なっていました。麦芽を食べさせてもらいましたがわずかに甘く、そして少し柔らかく。

乾燥室の中は一面の煙

 隣の部屋に通じる扉を開けてもらいました。麦芽を煙で乾燥中。この部屋の麦芽は乾いてぽりぽりとしていました。見た目に反してそこまで温度高くなく、とにかく煙がもくもくと。
 

ピートの塊

 この下の部屋には炉が設置してあり、まさに今ピートを燃やしている最中でした。ピートをつついてみましたが地味に湿気ていて、炉の中もあまり温度が高くありません。だから上の乾燥室もそこまで温度が上がらないんですね。一塊ほど炉の中にピート放り込んで外へ移動。

もくもく

キルンやそのそばの煙突から煙もくもく。再度中に入って製造工程を見学。

ラフロイグビール

 発酵槽の中を見るともろみが泡を出していました。説明のにいちゃん、これがラフロイグビールだ、この状態はおいしくないけど、と。ウィスキーのもろみの発酵はビールのそれとは過程が微妙に異なるから、酸っぱさとかが出るんでしたっけ。

ほっかほか

 生産量が多いだけあって、ポットスチルの数もかなり多いですね。見学ルートはほかほかの蒸留器そばなので結構熱い。触ったら火傷確実。

表示用のパソコン他

 ポットスチルのそばに検度器や制御装置がありましたが、この席熱くないのかしら。海沿いにある貯蔵庫、Warehouse No 1へ移動し試飲の時間。

レール

 床には樽を転がすために使うレールがありました。流石に構内軌道があった訳じゃありませんよね…?純粋に樽を転がすためのはず。写真の右側にある3樽からテイスティング、お持ち帰りのウイスキーを選びます。シェリー樽7年、バーボン樽7年、あと新樽6年だったはずですが、結構方向性は違っていました。最初ふと年月短いな?とは思いましたが、このことについても説明があり、長くなくても良いのは良い、とのこと。他の参加者や蒸留所の人とあーでもないこーでもないと言って、一番スモーキーなのを選びました。バーボン樽だったかな?蒸留所のおすすめは新樽でした、これも良かったです。

おみやげ

 樽からヴェリンチで入れてもらいました。

樽樽たる

 貯蔵庫には樽がずらり。写真の外には蒸留所200年記念樽やBeamSuntoryと書いた樽など記念っぽい樽もいくつか。

直売所

 売店の隣にはバーが。同行していた韓国人がテイスティングしていました。ちょっと飲んで、地味にバスの時間が厳しいこともあり、すぐに外へ。

飲み水

 ついでに水をペットボトルに詰めてお持ち帰り。

貯蔵庫

 途中には近代的な貯蔵庫も複数棟。BeamSuntoryと記載があるので、サントリーの買収以降に建てたものでしょうか。

めー

 羊を眺めつつPort Ellenへ戻りました。