七日目後半 Kennacraig - London Heathrow

 船内を探検。

Finlaggan Trustの展示

  船内にはフィンラガン トラストの展示。この城跡も興味深かったのですが行きそびれ、またインフォメーションセンターも冬季休業中で行けずじまいでした。交通手段がだいぶ厳しくて…。

www.finlaggan.org

フェリー売店

 このフェリー売店のバーカウンター、酒のラインナップがだいぶ良すぎる。流石は名産地を行くフェリーです。ゴミ箱の上の扇風機が落ちそうでちょっと心配。

あいす。

 まずは売店で、アランアイスクリームの、スコティッシュタブレット味のアイスを購入、もぐもぐ。好きな味です。スコティッシュタブレットって何かと思ったらキャラメルみたいなものの様子。

arranicecream.co.uk

きのこスープ

 アイス食べたらMariners' Café に行きHomemade Soup of the Day、今日はきのこスープとパン。それとアイラエール。このきのこスープ、見た目は良くなく味を心配していましたがきのこの味が出てて。美味しい。アイラエールはラガーを選択。これも好き。

 飛行機が欠航となったことへの対処どうなるかを確認していましたが、どうも返金ダメみたいで。代替の手段用意しているじゃないか、カウンターで、フェリーで行くと言ったでしょとのこと。えー、それは失敗した……。

 

どうも工事中らしくここから

 ケナクライグ港へ入港。車両乗降口から外に出ると、グラスゴー行きの飛行機代替タクシーが待っていました。この時先ほどの方からタクシーこっち、と案内してもらえましたが、セダンに運転手含めおっさん5人、アジア人ちっこいから後席中央な、と。狭いー。

 途中インヴァレリーで休憩、そこを少し行くと古い橋、そばにはインヴァレリー城。ここも綺麗な城なので行きたかったけど時間は全く無くて。次に機会があれば見学したいです。

フィヨルド

 フィヨルド沿いの道をただ走る。なるほどこれが氷河のあとの地形なんですね。見ない景色ですからずっときょろきょろと。

ローモンド湖

 ロッホローモンドを見惚れ、散歩したいなぁと思いながらグラスゴー空港到着。ここから500番バスでグラスゴー市内へ。ここでも案内してもらえ、ホントありがたい……

スコットランドには二つの季節がある。6月と冬だ。

 グラスゴー駅近辺軽く散歩後、Glasgow Central First Class Loungeへ。壁にビリー・コネリーによる、スコットランド評。

しゅっぱーつ

 Avanti West Coastのグラスゴーセントラル16:40発ロンドンユーストン21:20着。今回は無事に辿り着けるかと心配になりながら乗車。

mahouビールと紅茶

 今回は一等車なので食べ物飲み物が出ます。ビール適当に頼んだらスペインのビール、何かローカルビール無いかと聞いたら今ない、と。しょんぼり。白ワイン頼んだらコップまるまる一杯やってきました。食べ物はBeef Ragùと何か甘いの。写真は撮りそびれてしまいました。

 時刻表と時計見たら、ずるずると遅れている様子。どうなるのかなとウェブサイト眺めていたら、遅れに対する返金がある記載を見つける。どうやったら返金受けられるか探し申し込んでいたらロンドンユーストン着、今回はおよそ20分遅れでした。

ユーストン

 都会すごい、人多い、夜遅いから大丈夫かなとボヤきながら、ほてほてと乗り換えエリザベス線でHayes & Harlington駅着。

Mind the gap

 ロンドンバスに乗りHarlington Cornerバス停へ、少し歩きこの日の宿ibis London Heathrow Airportへ到着、ほぼ移動だけの一日が終わりました。遅れは致命的なものとならず安心。

七日目前半 Islay Airport - Port Ellen

 この日は翌日の帰国に備えロンドンへと戻る予定です。

 飛行機は9:15発、宿を早めに出発し7:25発空港7:36のバスで空港に向かう予定と宿の方に伝えたら、翌朝Port Ellenに行く人がいるから同行させてもらうよう相談する、との話で甘える事にしました。スコティッシュブレックファストな朝ごはんを食べ空港へ移動。朝一番目のバスは空港に着くには少し早く、二番目のバスは乗れるか怪しい時刻に着くようになってて、何故か朝の飛行機に連絡していないんですよね。飛行機を使うような観光客はレンタカーやタクシーを手配するようにって事かしら。こんな感じの交通ルール国内でも見た記憶があります。

ヘザーの大地

 空港周辺は一面の放牧地とヘザーの荒れ地。踏んだら水が染み出るような緩い大地に低い草が生え、羊が暇そうに歩いています。ところどころに穴があるのはピートを掘った跡でしょうか。

ブラックウォーター

 空港のそばを流れる川はほのかに茶色を呈していました。水がピート層を通ることで着色されたもので、このあたりのウィスキーの仕込み水にも使い味にも影響を与えるのもこの水。軟水でしたっけ。

テキサスゲート

 アイラ空港の入口には、羊の侵入を防ぐためかテキサスゲートが。空港の中にはケルトっぽい飾り。それっぽいなぁ。

それっぽい

 待合室でローガンエアLM422便を待っていましたが、どうも近辺の霧が晴れません。しばらくするとグラスゴーから来る飛行機が欠航、折り返しのアイラ発も欠航とのアナウンスがありました。

 やべえ。

 実は昨夜の飛行機も欠航で、空港内はかなりの混雑。またアイラ空港の就航率は90%程度と離島空港としては平均的な数字です。1月から2月頭にかけてはずっと天候が良くなく欠航が多く、アイラ旅行を決めてからflightradarやloganairの公式ウェブサイトで運航状況を見て軽く青ざめたレベルです。旅行のスケジュールも多少の余裕は取ってあり、丸一日かけてアイラからロンドンへと向かう、そしてその翌日に帰国の便に乗る行程としていたので、この日のうちに島を出ることができればどうにかなるレベルの、遅れの対応ができるようにはしてありました。

 今回は船でアイラ島を出て本土のKennacraig港まで移動、そこから陸路でグラスゴーまで向かうこととなりました。アイラ島と本土を結ぶ船はCaledonian MacBrayneによるCalMac Ferryが運航しています。

www.calmac.co.uk

 ここはスコットランド政府傘下の船会社で、ヘブリディーズ諸島便など離島便の多くはこの会社が運航しています。当初は飛行機でなくこの船でアイラ島を出ることも検討していました。これまた就航率はあまり良くなく、またドック入りした船が期間延長など起こしててもう。

 カウンターで荷物回収、グランドスタッフには船でグラスゴーまで向かう旨を伝える。たぶんこの場面で、返金と言っていればお金返ってきたんだろーなー。

 船が出るポートエレン港へバスで移動、同じルートを使う老人と少しおしゃべり。このおしゃべりですごく心配されたのか、グラスゴーまで経路を案内してもらえました。ありがたいことです。…こんなのばっかだな今回の旅。特にアイラ島

MV Finlaggan

 Finlaggan号。5628G/Tのフェリーで結構大きい。喫水3.4m、浅いねー

www.calmac.co.uk

 この船で2時間ちょっとかけ本土まで渡ります。

もくもく

 船から外を眺める。煙を上げているのはPort Ellen蒸留所・製麦所。このポートエレン蒸留所は最近になって蒸留所として復活した場所との話です。手前の坂道、突堤の先端は船のタラップでもつける場所?

トレーラー

 トレーラーシャーシがが次々と。左側の青色の建物は麦のサイロの様子。

満載

 サイロから来たシャーシを積み終わり、プレハブを積んだらケナクレイグ港に向け出航しました。

六日目後半 Bowmore

 Laphroaig蒸留所からしばらく歩きPort Ellenに到着。この日はずっと小雨です。

酒飲みの選択

 Port EllenにあったSPARで軽くお昼ご飯を調達しました。ここは土産物などもあり、店内すごくローカルテイストで好きな雰囲気です。

掲示板になっている窓

 掲示板を眺めてたらバスが到着、451番系統 12:07Port Ellen発Bowmore着12:39。ここにあるBowmore蒸留所のツアーも申し込んでいましたので参加しました。今回は中国人カップルと一緒です。

蒸留所入口

 看板に、訪問者向け駐車場はありせんと記載、そりゃそうです。

フロアモルティング

 ここでも工場内見学していました。麦芽を天地返しする鋤を引く体験をしてみましたが、大変重くて確かに重労働。鋤を引くのにこの上を土足で踏んでいまして、少し抵抗ありましたが、どうもそれが普通の手順なんですよね…。

新品の発酵槽

 新しい発酵槽がありました、これだけ後で追加したためか少し隔離されたような場所にありました。

もこもこ

 古い発酵槽の中を見せてもらいました。ここも発酵槽の中は泡でもこもこしています。

蒸留

 蒸留器が並んでいるのを眺める。ここのスチルはすらっとした形をしていました。

濡れた樽

 海のそばには多数の樽。意図的に潮を被る場所に雨ざらしにしているとのこと。多くの樽がBeamやMakersMark由来だったのは流石傘下です。

お土産

 海のそばにあるウイスキー蔵にも行きましたが、中はペンキ塗りしてる最中で香りを味わえず。メンテナンスの最中だったのは本当に残念、こればかりはタイミングなので仕方がないです。スチルも足場が組んでありましたし、改修している最中だったのでしょうか。今回のお土産は25mlの小瓶三本でした。シングルカスク2本に、18年1本。

植木鉢

 ここも樽を植木鉢に。全体的に、熱資源を再利用することで燃料を節約していること、またピートをいかに保護するかを強調していたのは興味深いポイントでした。ピートは無駄使いできる資源ではありませんからね。

 この後bowmoreでお土産屋に寄りお買い物。すぐに移動すれば他にも色々行けたでしょうが、周辺のお散歩を優先しました。

 ヘザーが生えた田舎道歩いたり、羊が草食む様子眺めたり、その中にウィスキー蔵がいくつも並んでいるのを見たり。

円形教会

 丘の上には、ラウンドチャーチと呼ばれる形をしたキラロウ教会。階段の手すり、車が突っ込んだのか曲がっていました。

インダール湾

 インダール湾に沈む夕日を眺め、またスーパーで適当に晩御飯を買ってこの日は終わり。ウイスキーで有名なpubのどれかに行こうかとか思ってはいたのですが、この景色眺めていたら時間が一瞬で過ぎてしまいました。

 宿では他の宿泊客などとおしゃべり。この宿には救急の人が宿泊していました、応援勤務か何かだったのかしら?で、以前日本に旅行したよー、東京・京都・広島・長崎へ行ったと話をしていたので、以前長崎に住んでいたと話をしたら会話が止まる。何を考えたかは想像しますが、ここで引くつもりはありません。

ポテトスコーン

 ごはん食べてこの日は終わり。翌日はロンドンに移動する大事な仕事があります。

六日目前半 Port Ellen-Laphroaig

 この日はウイスキーの蒸留所巡る予定です。まずはLaphroaig

 この朝もスコティッシュブレックファストと紅茶。

うまうま

 お約束のようなセットです、ベーコンがだいぶ肉肉しい。

ウィスキージャム

 ウィスキージャム、どこで売ってあるのかなと調べましたがbridgendでbowmoreから5キロ、遠くは無いけど徒歩だし天気イマイチですしどうしよう。途中、生協にも立ち寄ってみましたが、この生協、土産物になりそうなのあまりありません。人口3000人程度の島にある商店としては大変優秀な品揃えですが、一般的な商品がメイン。近所に何件か土産物置いてそうなお店がありましたから、そっちを後で覗くことに。

ゲール語併記

 生協の前のバス停へ。この生協の看板はゲール語併記でした。近辺、看板類は英語ゲール後併記が基本で、ケルトの領域に入った感が実にします。

 間違ったバス停でバス待っていたら、にいちゃんそっちじゃないでと言われ移動、ちゃんとしたバス停でバスを捕まえる事ができました。

 451系統のバスでbowmoreを8:37発、Port Ellenに9:10着。

Port Ellen War Memorial

 このバスはポートエレン朝発のフェリーと連絡しています。バス降りるとフェリーターミナルへ歩く人もちらほら見かけます。まずPort ellen港近辺を散歩。港すぐにある、戦没者追悼碑を眺めました。WW1・2・北アイルランド紛争他での戦没者の碑。碑の後ろはヨットハーバー、時期になると船で埋まるのかしら。

Bruichladdich The Classic Laddie色

 ターミナルそば、Bruichladdichのトレーラーが止まっていましたが見事な Bruichladdich The Classic Laddie色。トラックまでこの色なのですね。

Three Distilleries Path

  このPort EllenからLaphroaig、Lagavulin、Ardbegへ向かう歩道はThree Distillies Pathとの名前がついています。この道をほてほてと東へ歩き始めました。

Portintruan蒸留所

 建築中の蒸留所もありました、後で調べてみるとElixir DistillersによるPortintruan蒸留所(ポーティントルーアン蒸留所?)らしいです。

歩く歩く

 小雨、良い景色のなかしばらく歩いていたら、通りかかった車に拾ってもらえました。関係者がLaphroaigの方らしく目的地も同じ、ありがたいことです。 田舎ではたまにあることです(最近は日本では少なくなりましたが…)

よく案内にある角度

 Laphroaig蒸留所着。今回も事前にお土産付き見学ツアーを申し込んでいました。しばらくショップやその隣の資料館を見ていたらツアー開始。2人の韓国人と一緒に工場内へ。

一面の大麦

  フロアモルティングしている場所を見学、場所ごとに水につけてからの日数が違い、麦芽の伸び方も少しずつ異なっていました。麦芽を食べさせてもらいましたがわずかに甘く、そして少し柔らかく。

乾燥室の中は一面の煙

 隣の部屋に通じる扉を開けてもらいました。麦芽を煙で乾燥中。この部屋の麦芽は乾いてぽりぽりとしていました。見た目に反してそこまで温度高くなく、とにかく煙がもくもくと。
 

ピートの塊

 この下の部屋には炉が設置してあり、まさに今ピートを燃やしている最中でした。ピートをつついてみましたが地味に湿気ていて、炉の中もあまり温度が高くありません。だから上の乾燥室もそこまで温度が上がらないんですね。一塊ほど炉の中にピート放り込んで外へ移動。

もくもく

キルンやそのそばの煙突から煙もくもく。再度中に入って製造工程を見学。

ラフロイグビール

 発酵槽の中を見るともろみが泡を出していました。説明のにいちゃん、これがラフロイグビールだ、この状態はおいしくないけど、と。ウィスキーのもろみの発酵はビールのそれとは過程が微妙に異なるから、酸っぱさとかが出るんでしたっけ。

ほっかほか

 生産量が多いだけあって、ポットスチルの数もかなり多いですね。見学ルートはほかほかの蒸留器そばなので結構熱い。触ったら火傷確実。

表示用のパソコン他

 ポットスチルのそばに検度器や制御装置がありましたが、この席熱くないのかしら。海沿いにある貯蔵庫、Warehouse No 1へ移動し試飲の時間。

レール

 床には樽を転がすために使うレールがありました。流石に構内軌道があった訳じゃありませんよね…?純粋に樽を転がすためのはず。写真の右側にある3樽からテイスティング、お持ち帰りのウイスキーを選びます。シェリー樽7年、バーボン樽7年、あと新樽6年だったはずですが、結構方向性は違っていました。最初ふと年月短いな?とは思いましたが、このことについても説明があり、長くなくても良いのは良い、とのこと。他の参加者や蒸留所の人とあーでもないこーでもないと言って、一番スモーキーなのを選びました。バーボン樽だったかな?蒸留所のおすすめは新樽でした、これも良かったです。

おみやげ

 樽からヴェリンチで入れてもらいました。

樽樽たる

 貯蔵庫には樽がずらり。写真の外には蒸留所200年記念樽やBeamSuntoryと書いた樽など記念っぽい樽もいくつか。

直売所

 売店の隣にはバーが。同行していた韓国人がテイスティングしていました。ちょっと飲んで、地味にバスの時間が厳しいこともあり、すぐに外へ。

飲み水

 ついでに水をペットボトルに詰めてお持ち帰り。

貯蔵庫

 途中には近代的な貯蔵庫も複数棟。BeamSuntoryと記載があるので、サントリーの買収以降に建てたものでしょうか。

めー

 羊を眺めつつPort Ellenへ戻りました。

五日目後半、Dumgoyne-Islay

 Midland BluebirdバスのBuchanan Bus Station 10:10発X10番系統で素敵な田舎道かっ飛ばしGlengoyne Distilleryに11:11頃到着。綺麗な蒸留所と聞いていましたが、確かにこれは美しい。バス停のそばには複数の棟の保管庫も。

グレンゴイン蒸留所

 事前に蒸留所ツアー、MALT MASTER EXPERIENCEを予約していました。到着時間は開始より少し早く、始まるまで奥にある滝を眺めたり、同行者がウィスキー買うかどうか悩んでいるのを眺めてたり。

仕込み水が流れる滝

しばらく散策していると時間。工場見学が始まりました。まずは樽ごと・年ごとの、色の変化の展示を見たあと蔵の中へ。この蔵ではピートを使わないのであまり煙くない。工場にある煙突は普通のボイラー用かしら?麦を黒く年期入った(ように見える、実際はどうも蔵つきの菌による着色?)仕込み用の木桶を眺める。木桶仕込みっていいなぁ…。

木製のウォッシュバック

 蓋を開けてもらいましたら、菌による二酸化炭素がもわっと。もろみが泡立ってもこもこ。その隣には蒸留所の象徴ともいえる蒸留器もありました、綺麗。

蒸留器の下で記念撮影

 工場見学の最後はポットスチルの下で記念撮影。次はヴァティング体験。

Malt Master Experience

  同行者、ものすごくやってみたかったとの話。複数の樽由来のモルト原酒を混ぜ、味を決める作業ですが、実際に作ってみるとブレンダーの大事さが心から判りました。これセンスや舌だけじゃなく熟練が要る。ブレンデッドウイスキーは複数の蔵の酒を混ぜて、そのブランドの酒にするわけですが本当にどうやっているのか想像もつきません。

自分でブレンドしたglengoyne

  という訳で、自分でブレンドしたグレンゴインを作成し持って帰りました。うまうま。

 蒸留所ショップではまた同行者がカスクストレングス、ハンドフィルのウィスキー買うかどうか悩んでいました。200ポンドと地味に値段高くて、最終的には試飲が決めてとなり購入していました。

バス停の時刻表 オンデマンドバスもあるのね

 X10A系統、14:01のバスでglasgow buchanan bus terminalへ戻り。途中、Milngavie駅で同行者と方向性の違いにより分離。予定表によるとAuchentoshan Distillery行った様子。どんなだったんでしょ。

 ここからまた一人旅。駅で荷物を回収後、500番のバス、Glasgow Airport Expressでグラスゴー空港へ。今回利用するのはLoganair、離島やスコットランド中心に飛ぶリージョナル航空。

www.loganair.co.uk今回利用するのはLM427便Glasgow発Islay行き。カウンター探したらあった。

カウンター前

  カウンターの女性にパスポート見せたら今度5月に日本観光行く、と。東京と言ってましたがどこに行くのかしら。アプリも見せてチケットもらい荷物を預けた。

近隣便は欠航

  出発掲示板見たらCampbeltown行きは欠航、この写真撮影した直後にTiree行きも欠航に。これら近隣便が欠航する中、Islay行きが飛ぶか心配でしたが、無事に機内へ。せっかくだからどこかでご飯食べてと考えていましたが、カウンター前で様子見ることを優先しましてご飯食べそびれました。

ATR-42

赤色

茶色

赤緑黄

 機内入って気付いたのは、ヘッドレストカバーの可愛らしさ。キルトでできててカラフル。ここまで凝ったの初めて見ました。

 飛行時間は17:10発17:55着の45分、無事アイラ空港へ到着しました。

酒だらけ

 空港って、よく地元の名産品・名物他展示していることがあるのですが、流石Islay島、ターミナル入った瞬間にずらずら並ぶウイスキー・ジン他酒を展示したショーケース。見事。

外観

 空港自体は小さいもので、与那国空港とかそのあたりのサイズ。ターミナル前にあるバス停でbowmoreへ移動しました。バスには私以外は日本人女性が一人。この時期この島に行く女性ってなかなか目的思いつきませんし、姿恰好からして、もしかしてサントリーか何かの社員だったのかしら?

451番バス、18:11発18:24着。夜霧の中田舎走りでかなり飛ばす。もう一人の乗客も同じくbowmoreで降りましたがどこいったのかしら?ひとまず投宿、今日明日はLambeth guesthouse。

綺麗でした

 近所の生協でごはん調達、周囲をお散歩。

樽が植木鉢

 植木鉢ってよく近隣で手に入るあれこれを使うのは良くあることですが、流石ウィスキー生産地、樽が植木鉢になっていました。しかし土どれだけ入るのよ。

 明日も早いからすぐ寝ました。

五日目前半、Glasgow

 昨日から室内に洗濯物を干していましたが、外が雨だったためかあまり乾きません。この日は昨日に引き続き朝ごはんは軽く。近所のスーパーで買ってきた、何本目かのアイアン・ブルー、チョコチップスコーン、サラダにヨーグルト、ホテルの備え付けお茶。アイアン・ブルー、商品説明に言い表せない味とありますが、確かにその通り説明がしづらい味。ですが好きな味です。

朝ごはん

 

innocent invigorateスムージー

 ご飯食べたら電車に乗りました、Haymarket7:50発glasgow queen street8:38着。通勤時間帯のためか、少し多めの乗車率。駅地下の荷物預かり所で同行者の分も含めカートを預かってもらいました。同行三人のうち私だけ途中から別行動のため早く回収予定、どうするか聞いたら、チケットの番号だけ伝えれば大丈夫と聞きメモ。

グラスゴー クイーンストリート駅

 徒歩でGlasgow Cathedralに移動しましたが、尖塔は修復中で見事に覆われていました。珍しい姿ですしこれはこれでアリ。特に案内など見つかりませんでしたが、いつまでかしら。巨大なステンドグラス、晴れていたらどんなに綺麗だったことか。

尖塔が修復中

 中では明かりがついていましたので、朝のお勤め中だったのかしら。時間的な都合で中は見ず周辺軽く見て回りました。

Glasgow Royal Infirmary

 隣はGlasgow Royal Infirmary(グラスゴー王立診療所) これもまた重厚な建物。建築は20世紀初頭なのでしょうか。街並みを見ながら徒歩でBuchanan Bus Stationへ移動。

Buchanan Bus Station

 かなり巨大なバスターミナル。ここで次の目的地、Dumgoyneへのバスを待ちました。

四日目、Edinburgh

 この日は朝からお城見学です。まずはクレイグミラー城。

クレイグミラー城遠景

 

 14世紀から何度も修復され、18世紀に廃墟となるも良い状態が保たれたお城。当時の生活の跡が十分に残されているのが興味深く。現代まで使われれ続けていればと思いましたがそれはそれで難しいでしょうね…。

パン焼き窯

 扉の高さやこのパン窯、床からの高さは私にちょうどいいくらいで、当時の人は身長そこまで高くなかったのかしらと思いながら探索。ガーデンの刈込、植栽が伸びて来ると綺麗になるのでしょうねぇ…。

ガーデン

Arthur's Seat

 この日はこの時期のスコットランドにしては天気が物凄く良くて、Arthur's Seatまで綺麗に見えました。

ピザ一切れ

 お昼ごはんのピザ1切れ食べた後、The Scotch Whisky Experienceへ。ウィスキーのテーマパーク。

3000本以上

 ウィスキー製法の説明、ローランド・ハイランド・アイラ・スペイサイド・キャンベウタウンと各地方の違いなどかなり詳しい。この多種のウィスキーが飾ってある展示室で5種のウィスキーを試飲。ピートの有無や味の違いとかあまり比較したことありませんでしたが、なるほど、と。

この日の試飲

今回は

lowland:kingsbarns Balcomie Sherry Cask Matured

highland:JURA 10年

speyside:Glen Moray Sherry Cask Finish Classic

campbeltown:Glen scotia Double cask

islay:Caol Ila 12年

blend:islay of skye 8年

他の旅行客の写真なども見る限り、時々銘柄が入れ替わるようです。

入口

 午後の2か所目はエジンバラ城。凄い人気。一目でわかる防御力攻撃力高めの城、周囲360度どこでも大砲放てる構造で素晴らしい。

北側、海側

  海側を重視していたのかしら。

 

現役の建物も多数

 中は軍事博物館、祈念館、また現役の軍施設として多目的に使われていまし。追悼する施設としても重要なんですね、この城。

下から

 城の下側、石がぽろぽろ落ちてきてて。大丈夫かしら。次はバスに乗りDean Villageへ。ここは古い民家が残る一角。

Bell' s Brae Bridge

Hawthornbank Cottages

 中世の頃の姿をそのまま残している場所、こんな所に住めたら。散策しつつ、バスで宿近辺に戻りました。日も落ち晩御飯。Haymarket駅前Nicholsons Pubへ。前菜・ステーキパイ・ハギスを頼みました。

www.nicholsonspubs.co.uk

確かステーキパイ

ハギス・芋・ルタバガ

 名物料理食べ、ビール飲んで今日は優勝。

 ハギスは初めて食べました、色々作品などには出て名前は知っていました。悪くない…。