アメリカ、ジョージア州での最新教育カリキュラム

暗いニュースリンクより、ジョージア州は最新教育カリキュラムで19世紀に逆戻り

アメリカ、ジョージア州での教育改革で、以下のようなカリキュラム改定案が提案された、という。
 
>ジョージア州教育長キャッシー・コックスは、同州のK12(小学校から高校まで)教育カリキュラム改訂案において、科学分野での「進化 (evolution)」という言葉を「長期に渡る生物学的変化(biological changes over time)」に置き換えるよう提案している。
 
>地球が誕生した時期について、45億年前に誕生したとする従来の説を撤回し、聖書の教えに沿って(?)「推定6,000年から1万年」として教えることにする
 
>米国の歴史について1876年以前の史実(南北戦争など)については省略し、西暦1500年より以前の世界史についても教えない
 
アメリカ一部の州では、”進化”を教えるようになったのは、ごく最近の事だと聞いたことがある。また、NHKで放送された、「映像の世紀」という番組でも、アメリカで進化論について論争があったことが放送されていた。
 
「進化」は、科学的にどうかと言われれば問題は多い。しかし、今回の提案は、科学的にどうだからという訳でなく、明らかに宗教的理由。
 
一連の「テロとの戦い」では、たま〜に宗教的局面が見え隠れする。アラブ諸国でのコーランに基づいた教育が、諸悪の根源のように取り上げられる話をたまに聞く。で、アメリカ側も、こういう聖書にガチガチに基づいた教育が実際に提案されたり、行われたりする地域な訳だ。
正直、どっちもどっち?
 
#と無理やりイラク戦に絡めてみる