ロシア出張記-準備から一日目

無事に横浜まで帰り着くことが出来ました。
とりあえずは五体無事ってコトに一安心です。

ではまず、前日までに用意した、今回用の装備品。いつもの装備と仕事用品にプラスして…
1、着替え類
羊毛のコート←コレが失敗 雪に大変に弱かった
下着 東急ハンズで吸湿発熱繊維使用品を多少調達。
他セーター、厚い生地のスーツ・手袋など冬素材メインに。あと寝巻き。
2、日用品
トイレットペーパー・ウェットティッシュなどを追加。結果としては不要でしたがケースバーケース。
3、電気関係
変圧器一つ、コンセント変換機二つ、パソコン、100-240V対応USBチャージャー、USB接続充電器いろいろ 最近はUSB経由の給電と、それを利用した充電電池でなにもかもできるようになってきたので楽です。
カメラは社用品の軽防水、あと私物でSONYのU-10
WorldWing契約したドコモのSIMに、SIMフリーの携帯電話一台
4、その他
ロシア語日常会話本とロシア語辞書

以上をいつもの黒いカートとショルダーバッグ二つに。
ビザも手に入れパスポートも期限内、招待状にルーブル五万円分に米ドル一万円分と用意。インフラがへっぽこなロシアなので装備かなり多め。

上記用意し新潟空港へ。ツポレフかエアバスか、屋上の展望室から期待して駐機場見てみるとウイングチップでなくウイングレット持った機体が。無事にツポレフ機でした。通関後機内に入ってみると、実にイロイロ特長がある装備でした。例えば、照明が一部除いてほぼLEDとか、座席の背が高くシートベルトも長いとか、前のシートのリクライニングが何かおかしくて微妙におさまってないとかなかなか素敵。
機内誌はロシア語と英語の併記。飛行機模型収集家の記事に社長(?)挨拶、衣装デザイナー紹介って内容。全部のシートポケットには入って無いようで、行きも帰りも片側一列三席に一冊ずつでした。また、CAの綺麗さは「凄い」の一言。コレだけでおなか一杯でした。

滑走路ガタガタする雨のウラジオストク空港に到着。サーモグラフィー持ったおっさんが着検後、ボロいバスに乗せられ狭く暗い建物内に入りイミグレ、そして旅行会社通して予約してた、タクシードライバーと合流。…雰囲気からみて白タク?

で、ここでロシアの運転ってのを見せ付けられました。
日本人が普通想像する「荒い」ってレベルを軽く超越、車間距離は当然のごとく狭く、スピードは相当速く、勿論シートベルトは無し。道は広いけどどこもでこぼこ。
しばらく走ってると、検問所っぽい場所が近づき、運転手慌ててシートベルトしようとしてました。けど警官が車止めて運転手連行。
…最初はここが交通警察の詰め所ってコトも分からなかったので、一体何が起きたのか理解できませんでした。状況から、この検問所に居るのは交通警察で、多分何かの違反だと判断、連れてかれたのかと推測。

しばらくして運転手が戻り、移動再開。で、また検問所が近づき運転手また慌ててシートベルトをしようと…あ、交通警察また見咎めて運転手連れて行った、この運転手ホントについてない。交通警官が運転手に「タクシー?」と聞いたら、運転手「ニエット」(いいえ)って答えてた。ってコトは予想通り白タク確定wwww

二度目になると流石に懲りたのか、マトモにシートベルトして仕事先の市内へ到着。運転手は町の中の地図が分からないのか、そこらの歩行者や店にホテルの場所聞きまくってどうにかホテル着。歩行者もこれに驚いた様子見せなかったので、多分人に聞いてどーこーするのは普通なのでしょうね〜。

ホテルは実に広い部屋でした。日本じゃスイートに区別される部屋サイズ。移動で疲れていたので部屋にいたハエ追っ払いながらすぐにベッドへ。